こんにちは。有限会社金城企画 代表取締役の荒瀧です。当社はまもなく創業50周年を迎えます。これまで多くの企業様とともに、リスクマネジメントの現場を支えてまいりました。
さて、近年の飲食店経営において、ITツールの活用は欠かせないものとなりました。POSレジでの会計管理、WEB予約システムによる集客、そしてリピーター獲得のための顧客データ分析。これらは利便性を高める一方で、目に見えない「情報漏洩」という巨大なリスク**を孕んでいます。
「うちは個人経営だから狙われない」という考えは、今の時代、非常に危険です。今回は、飲食店が守るべき情報セキュリティの基本についてお話しします。
1. なぜ飲食店が狙われるのか?
飲食店は、氏名、電話番号、時にはクレジットカード情報やアレルギー情報といった「生きた個人情報」の宝庫です。
POSシステム: 売上データやクレジットカード決済情報
予約システム: お客様の連絡先や来店スケジュール
フリーWi-Fi: 店内提供Wi-Fiを介した不正アクセス
もし、これらが外部に流出した場合、謝罪広告の掲載や賠償金の支払いだけでなく、積み上げてきた信頼を一夜にして失うことになります。
2. 今日からできる3つのセキュリティ対策
情報セキュリティと聞くと難しく感じますが、まずは以下の「当たり前」を徹底することから始まります。
パスワードの管理を「属人化」させない 「1234」や「店名の電話番号」といった推測されやすいパスワードは厳禁です。また、スタッフの退職時には必ずパスワードを変更する運用をルール化しましょう。
OSやアプリを最新の状態に保つ POSレジのタブレットやPCのアップデート通知を放置していませんか?脆弱性(システムの弱点)を放置することは、鍵をかけずに店を出るのと同じです。
物理的な持ち出しを防ぐ 顧客名簿のプリントアウトや、予約管理用のタブレットを店外へ持ち出していませんか?紛失や盗難は、サイバー攻撃以上に発生頻度の高いリスクです。
3. リスクの「見える化」が第一歩
情報漏洩が発生した際、どこにどれだけの責任が生じるのか。それを把握するために有効なのが「リスクマップ」の作成です。
有限会社金城企画では、貴店の現在の運用状況をヒアリングし、どの工程にリスクが潜んでいるかを整理するリスクマップ作成のお手伝いをしております。50年の歴史で培った知見を活かし、経営者様が安心して本業に専念できる環境づくりをサポートいたします。
金沢・野々市・白山市の飲食店様へ
情報リスクもさることながら、食の現場で最も恐ろしいのは食中毒事故です。 当社では、地元密着のサポートとして、ノロウイルス事故時の**「超・緊急行動ガイド」**を発行しております。
万が一の事故発生時、初動を誤るとSNSでの拡散や営業停止など、ダメージが深刻化します。事故後の初動から賠償対応、休業リスク対策まで、金城企画が貴店の盾となり、強力にサポートします!
次回予告
次回、第23回は「SNS炎上対策と危機管理広報 誰でも加害者・被害者になる時代」についてお届けします。 スマートフォンの普及により、一回の投稿が店の存続を左右する時代。従業員教育や有事の際の広報対応について詳しく解説します。
どうぞお楽しみに。
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