2026年1月17日土曜日

第24回 個人情報保護法の再確認 顧客データ・従業員データの適正管理

 こんにちは。有限会社金城企画 代表取締役の荒瀧です。当社はまもなく創業50周年を迎えます。これまで多くの企業様とともに、リスクマネジメントの現場を支えてまいりました。

さて、飲食店経営において「データ」の重要性は年々増しています。予約管理システム、モバイルオーダー、ポイントカード、さらには従業員のマイナンバー管理まで。お店の中には、目に見えない「守るべき資産」が溢れています。

しかし、その管理を「なんとなく」で済ませてはいませんか?今回は、改めて個人情報保護法の重要性と、飲食店が取り組むべき適正管理について再確認していきましょう。


なぜ今、個人情報保護法なのか?

かつては「うちは個人情報を売買しているわけじゃないから大丈夫」という考えもありました。しかし、現在の法律では、ほぼすべての事業者が「個人情報取扱事業者」に該当します。

もし、顧客名簿が流出したり、従業員の履歴書が不適切に破棄されたりすれば、SNSでの炎上、社会的信用の失墜、そして多額の損害賠償に発展する恐れがあります。

飲食店が注意すべき「2つのデータ」

1. 顧客データ(予約・顧客台帳)

  • 取得時の明示: アンケートや予約時に、何のためにその情報を使うのか(DM発送、予約確認など)を明確にしていますか?

  • 安全管理措置: 予約台帳をレジ横に置きっぱなしにする、共有PCのパスワードが「1234」のまま、といった状況は非常に危険です。

2. 従業員データ(履歴書・マイナンバー)

  • 保管のルール: アルバイトスタッフの履歴書が、誰でも見られる棚に入っていませんか?

  • 退職後の処理: 保管期間を過ぎた書類は、シュレッダーにかけるなど適切な廃棄が必要です。


飲食店経営者が今すぐ取り組むべきネクストアクション

「何から手をつければいいかわからない」という皆様、まずは以下の3ステップを確認してください。

  1. 情報の棚卸し: 自店に「どんな個人情報が」「どこに」「どのように」保管されているかリストアップする。

  2. アクセスの制限: その情報を見ることができる人を限定する(店長のみ、担当者のみ等)。

  3. 現場の意識共有: 「お客様の電話番号が載ったメモをゴミ箱にポイ捨てしない」といった、日々の小さな習慣を徹底する。


リスクの「見える化」をお手伝いします

「うちの店のリスク、どこに潜んでいるんだろう?」と不安に感じられたら、ぜひ弊社にご相談ください。金城企画では、創業50年の経験を活かし、貴店専用の**「リスクマップ作成」**のお手伝いをしております。

食中毒や火災のリスクだけでなく、情報漏洩という現代特有のリスクについても、優先順位をつけた対策を一緒に考えてまいりましょう。

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次回予告

第25回は、「キャッシュレス決済導入のリスクとメリット セキュリティ対策」についてお届けします。利便性と背中合わせのデジタルリスクについて、分かりやすく解説いたします。

今回の内容について、より具体的な対策やリスクマップ作成に興味をお持ちの方は、お気軽に有限会社金城企画までお問い合わせください。


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第25回 キャッシュレス決済導入のリスクとメリット セキュリティ対策

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